Eredivisie 第32節 AZ-Fortuna Sittard戦 試合レポート

に公開 10 mei 21, 09:45

AZは体調不良によりTeun KoopmeinersとDani de Witを欠き、Myron Boaduもコンディションが悪いためにスターティングメンバーを外れた。さらに試合開始数分後Timo Letschertが不自然な着地により足を負傷しRamon Leeuwinと交代することになった。

Letschertが交代により退場した直後Jesper Karlssonがゴール枠内にシュートを放ったが、簡単にキーパーYannick van Oschの獲物となった。Fredrik Midtsjø、Albert Gudmundssonの試みも得点にはつながらなかった。
 
前半が半分過ぎたところで、Calvin Stengsがこの試合がAZでの通算150試合目となるJonas Svenssonからのボールをヘディングシュートしたが、その後は流れがFortuna側に移った。Mats SeuntjesがMarco Bizotを交わしてゴールのサイドネットを揺らすシュートを決めたかと思われたがオフサイドにより取り消された。
 
行ったり来たりの流れを断ったのはペナルティーキックだった。Bruno Martins IndiがJesper Karlssonに向けてのボールを出すと、Van OschがKarlssonを倒し、AZにペナルティーキックが与えられた。これをGudmundssonがキーパーと逆方向に決め1-0とした。
 
AZは先制したもののFortunaがじわじわと迫ってくるのを感じるようなプレーをしていった。内側へカーブしてきたコーナーキックをMarco Bizotが阻み、Lisandro Semedoのシュートもゴール際すれすれで外れた。ハーフタイムを前にKarlssonも応戦したが、シュートはVan Oschにかすり、ゴールには入らなかった。
 
ハーフタイムを終えた後、Sebastian Polterを倒したLeeuwinにレッドカードが出され、AZは10人で戦うこととなった。数的不利になったものの攻撃を緩めず、Bizotの好守にも助けられた。
しかし試合終了を前にFortuna側の攻撃は激しくなり、混戦をしのぐのでやっとだった。Fortunaに与えられたフリーキックをFlemmingが蹴ると、Bizotはきわどいところで阻み、さらにEmil Hanssonのシュートも防いだ。
 
エキストラタイムに入ってからはJelle Duinが試合を決める絶好のチャンスを得たが、Van Oschがボールをはね返し、そのリバウンドをGudmundssonがさらにシュートしたがこれも得点にはつながらなかった。
 
試合記録:
AZ - Fortuna Sittard 1-0 (1-0)
Eredivisie
 
出場選手
AZ: Marco Bizot; Jonas Svensson, Timo Letschert (13分 Ramon Leeuwin), Bruno Martins Indi, Owen Wijndal; Fredrik Midtsjø, Albert Gudmundsson, Jordy Clasie; Calvin Stengs (87分 Jelle Duin), Zakaria Aboukhlal (61分 菅原由勢), Jesper Karlsson (87分 Tijjani Reijnders).
 
Fortuna Sittard: Yannick van Osch; Lazaros Rotha (70分 Emil Hansson), Martin Yves Angha, Roel Janssen, George Cox; Tesfaldet Tekie (82分 Dimitrios Emmanouilidis), Zian Flemming, Ben Rienstra; Lisandro Semedo, Sebastian Polter, Mats Seuntjens.
 
得点: 29分 Gudmundsson 1-0 (ペナルティーキック).
警告: Aboukhlal, Bizot, Midtsjø (AZ), Van Osch (Fortuna Sittard).
退場: 49. Leeuwin (AZ).
主審: Edwin van de Graaf.